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活版名刺コラム|第2回 良い名刺なのに印象に残らない理由

年賀状でご縁をいただいている皆様へ、

イマモト印刷、中西でございます。

前回より「紙と印刷」をテーマにした短いコラムをお届けしております。

お時間の隙間で拝読いただけましたら、嬉しいです。


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活版名刺コラム|第2 良い名刺なのに印象に残らない理由

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最近、名刺のご相談をいただく中で、同じようなお話を聞くことが続きました。

「デザインも気に入っているし、紙も良いものを使っている。でも、なぜか印象に残らない気がするんです。」

実は、これは珍しいことではありません。
今回は、その理由について少しお話してみたいと思います。

名刺は、一つひとつの要素が良くても、
全体のバランスが少しだけずれていると、印象がぼやけてしまうことがあります。

情報をきちんと入れようとして、文字が少し多くなってしまったり。
個性を出そうとして、いくつかの要素を詰め込んでしまったり。

どれも間違いではないのですが、
名刺の場合は「足すこと」よりも、「残すこと」の方が難しいのです。

名刺交換の時間は、ほんの数秒です。
その短い時間の中で相手が受け取るのは、細かな情報よりも、全体の印象です。

静かな名刺は、強く主張しません。
けれど、後から思い出してもらえることがあります。

活版印刷の名刺が印象に残りやすいのも、実はこの「余白」や「静けさ」と関係しているのかもしれません。

もし今お使いの名刺を手に取る機会があれば、少しだけ眺めてみてください。

そこに、自分らしさは自然に表れているでしょうか。