活版名刺コラム|第9回 余白は、デザインではなく空気感
年賀状でご縁をいただいている皆様へ。
いつもありがとうございます。イマモト印刷の中西です。
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活版名刺コラム|第9回 なぜ文字だけの名刺は印象に残るのか
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活版名刺をご注文いただくお客様の原稿を見ていると、
ロゴも写真も入れず、文字だけの名刺を選ばれる方がいらっしゃいます。
最初は「シンプルすぎるかな」と思うこともあります。
ところが出来上がってみると、不思議と印象に残ることがあります。
なぜだろう。
そう考えてみると、
文字だけの名刺は、
見る人の目線が迷わないのかもしれません。
名前に目が行く。
肩書きに目が行く。
そして、
その人自身に目が行く。
そうした名刺を選ばれる方から、
何年か後に再注文をいただくことがあります。
その時、
助教授が教授になっていたり、
弁護士が国際案件を扱うようになっていたり、
スタッフが増えて法人化されていたり。
もちろん名刺がそうした変化を生んだわけではありません。
けれど、
長く印刷の仕事をしていると、
ご自身が何者であるかを理解している人ほど、
名刺もまたシンプルになっていくような気がします。
文字だけの名刺になると、
人は文字そのものを見るようになります。
同じ名前でも、
書体が変わると受ける印象は大きく変わります。
次回は、
そんな「文字の力」について書いてみようと思います。
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