活版名刺コラム|第8回 余白は、デザインではなく空気感
年賀状でご縁をいただいている皆様へ。
いつもありがとうございます。イマモト印刷の中西です。
5月ももうすぐ終わろうとしています。
ゴールデンウィークに息子と4才の孫が帰省したので、
何年かぶりに「兜飾り」を出しました。
名残惜しくリビングに鎮座しておりましたが、
昨日やっと片付けをしました。
片付けついでに、TVボードまわりも整理しました。
「可愛いから」と取っていたクッキー缶。
ゴルフのティー。
雑誌。
小さなアクセサリーたち。
気づけば、 長い時間をかけて集まった
“好きなもの”でいっぱいになっていました。
思い切って8割ほど処分してみると、
不思議なくらい空気が軽くなりました。
そう、「空間」ができたのです。
「余白って、こういうことなのかもしれない。」
そんなことを、ふと思いました。
名刺の打ち合わせをしていると、
「ここ、空いているので何か入れましょうか?」
と言われることがあります。
空いていると、不安になる。
これは、とても自然なことです。
ですが、 活版名刺を作っていて思うのは、
“何もない部分”が、
実は一番、
その人らしさを伝えていることがある。
余白というのは、
「何もない場所」ではなく、
“相手が、その人を感じるための空間”
なのかもしれません。![]()